転勤族にとって家(マイホーム)を購入するタイミングは非常に重要。体験談から学ぶ!

腕時計をみてタイミングをはかっている

転勤族の方にとって家(マイホーム)の、

  • 購入タイミングはどうしよう?
  • 建てるタイミングはどうしよう?
  • どこに買う(建てる)?

というのは重要なことです。

 

ここでは、転勤とマイホーム購入にまつわる体験談をご紹介していきます。

 

【体験談①】39歳転勤族。マイホーム購入のタイミングは間違っていなかった(奈良県M様)

私は某機械メーカーに勤めていて、何度も海外に転勤していますが家族と一緒に暮らしたいので妻と子供二人も一緒に海外に住むこともありました。

海外に住むとなると旦那方は仕事で良いのですが、嫁が知らない地での普段の生活が大変なので、会社が奥さん方にセミナーを開いてくれます。

2013年にに大阪の本社勤務になった時にそろそろ家を建てようかと妻と相談しました。

お互い実家が奈良で両親は持ち家に住んでいるので今建てなくても、ゆくゆく実家を建て替えて住めばよいのでは、とか又海外転勤の可能性が多分に有るので見送ろうか等と家を建てることに否定的な考えも有り、家を建てる踏ん切りもなかなかつかなかったのですが結局建てることにしました。

 

建てた理由は、実家は親の家なので先々もし介護マンションを買うようなことになると今の家を売却し資金にすることになるし、このまま定年になった時に賃貸住宅だとなんだか不安というのと住宅ローン金利が低くなっていたことです。

 

そして土地探し(物件探し)を始めて土地を買い、建物をお願いする良い工務店が見つかった矢先にインドネシアへの転勤が決まりました。その時は凄く悩みました。

建物を建てても私が住めるのは3か月程度で家族も半年後にはインドネシアに移住することになりますので、そして日本に帰れば本社勤務なのですが日本に帰ってくるのが何年先かわからないので、土地だけ買っておこうか(幸い土地代金は自己資金で購入することができましたので)妻ともよく話し合いました。

 

その結果、やはり建てることにしました。

理由は私が当時39歳で住宅ローンが長く組めて月々の支払いが少なくてすむ、ということと定年後に家も持っていなければ不安だということです。

そして家を建て数年間は、空き家状態でしたが建ててくれた工務店さんがメンテナンスをみてくれました。

 

そして1年前長女が、長期的な治療が必要な病気になりました。

勿論 奈良大阪近郊の病院で見てもらいたいので、本社に事情を述べたところ日本に帰り本社勤務が出来る事になりました。

その時に痛切に実感したのが、家を建てて良かったということです。

 

転勤族でマイホームの場所が決まっているなら早いタイミングで!

 

家族と一緒に自分の家で長女の治療を全力でしてあげられる事が出来ています。自分の家ということで、精神的にかなり落ち着いていられます。

 

私の場合は少し変わった事情でしたが、

  • 転勤族だけど家を建てたい
  • 建てるとしたらこの地域と決まっている

そんな場合、住宅ローンが組めるうちにお家を建てておいた方がゆくゆく安心だとお勧めします。

 

【体験談②】マイホームを建てようとしたら突然転勤命令が!!タイミングを誤れば取り返しのつかない結果にもなりかねないので注意(奈良県30代後半男性)

某電機メーカー大手に勤務して勤続19年、結婚して3年、今住んでいる妻の姉の家に義父母が引っ越し私たち夫婦は今まで住んでいた家の隣にかなり広い義父の土地があるので、そこを借地して自分たちの家を建てることにしました。

勤務する会社も勤続19年になり、同じ県内に事業所が3か所あり、もし転勤になっても県内の事業所内での異動希望を優先してもらえるようでしたので、踏ん切りをつけ家を建てる決心をしました。

 

今住んでいる居住地の近くに大手住宅メーカーの住宅展示場があり、イベント等で結構高額な家電などが当たるイベントがあり、時々見に行ってのですが、今回は、真剣に家を建てるべく各住宅メーカーのモデルルームを見てまわり、いろいろ相談し、間取りカタログをもらい色々検討した結果、最終的にミサワホームと積水ハウスに絞り込み、どちらが希望に沿った提案をしてくれるか、希望の間取りにになるか競合させ色々提案してもらいました。

ただ、両社とも基本的には各モジュールの組み合わせになるので完全な自由設計の注文住宅ではありませんが、かなり希望に近い間取りが出来そうでした。

一番費用が安くて床面積が広く取れる家は、正方形の形の家が良いのですが、外観に個性がなく、建売住宅とあまり変わらない感じになるのと、近所の家が昔ながらの瓦葺の純和風の家が多いので、外見は切妻瓦屋根の和風のデザインにこだわり、1階は和室8畳と6畳の続き間があり、他リビングとキッチンお風呂トイレを配置、2階は主寝室と子供部屋2部屋、収納用納戸と出来れば書斎ありの条件で提案してもらい、建物+外構で2千万から2千5百万までの予算内で建てられる事を前提としました。

当然、建築費用はローンになるのですが、住宅展示場を見学して各住宅メーカーにおおよその希望を伝えて、概算費用等聞いたりしていたのですが、その中で1社が住宅ローンの申請用紙を出してくれて、「弊社で建てさせてもらえるならローン申請の手続きのお手伝いをさせていただきますし、他社さんにとの契約になってもこの用紙を使いご自分で申請されればその分費用が削減できます。」と言われ、結局そのメーカーにはお願いしませんでしたが、住宅ローン申請用紙はもらったので、最終建築依頼した住宅メーカーの設計図面をもとに、自分で銀行に住宅ローン申し込みを行い住宅ローンの申請が通りました。

住宅メーカーは、住宅ローンの申請にあたり手続きはサービスさせて頂きます。と言いますが、結局建築費用の中に施主には分からないように含まれていることもあるようなので、少しでも費用を抑えたいならば、自分で出来ることは自分でやったほうが多少でも経費が少なくなると思います。

 

そして、毎週休日に、週替わりで住宅メーカー2社とそれぞれ玄関の向き、キッチンを主とした水回りの位置、お風呂の大きさ、各部屋の配置等打ち合わせを行いました。

大体の案がまとまってきたところで、ミサワホームは完成予想家の立体モデルを作成して持ってきて実際に立つ家をイメージしやすいようにして、アプローチしてきました。

一方積水ハウスは、大阪のほうにある積水ハウスの総合展示場に連れて行ってくれて防音や結露に優れた2重サッシや色々なスタイルのユニットバス、システムキッチン等積水ハウスの優位点をアピールするアプローチを受け、最終的に2社の見積もり金額が提示されました。

見積金額では、ミサワホームの方が200万ほど安い提示でしたが、妻と色々比較検討し、家は一生に一度しか買えないので、少しでも居住性が優れて快適に生活できる積水ハウスと契約する事にしました。

契約後、住宅ローン(住宅ローンの場合、ボーナスは会社の経営状況や業績で支給金額が左右され当てにしていた金額が貰えない可能性もあるので、ボーナス併用ではなく月々均等払い)申し込みを行い、頭金300万円を振り込みいよいよ我が家の建設開始までたどり着きました。

 

しかし!頭金を振り込んだ次の週休み明けに会社に出社すると、課長から今度三重県の事業所に転勤候補となる私の部下のリストを見せられ、心づもりをしておくようにとの事でしたが、おもむろに課長から『君、出身は三重県と違ったか?』と聞かれ、『そうです』と答えた途端『じゃあ、君も地元だから転勤やな、これは冗談じゃないから、奥さんによく話をしておいてな。』との事で状況が一変、急遽転勤になってしまいました。

その晩、妻に単身赴任して家を建てるか、家を建てるのは止めて一緒に行くか相談したところ、子供も小さいし、奈良に帰ってこれるか分からないから一緒に行くとの事で家を建てることは断念し、転勤することにしました。

そして、家を建てる予定の住宅メーカーには直ぐ電話を入れ、転勤になったので家を建てるのはキャンセルしました。

相手住宅メーカーの担当はびっくり仰天でしたが、幸い頭金振り込みから1週間ほどしか経っていなかったので、資材の発注はまだでしたが、「土地の測量費として10万円だけは負担してください」と言われ、こちらの都合でのキャンセルですので致し方ないかと了承しました。

ただ、頭金のほとんどが帰って来たので助かりました。

これが、契約して1か月後くらいたっていれば、キャンセルしても頭金は帰ってこないし、頭金を惜しんで家を建てれば、単身赴任でせっかく建てた家に週1度、と連休時しか住めず、下手をすると定年まで単身赴任で自分の家に住めなくなるところでした。

 

もし、皆さんが家を建てる場合、勤め先の会社で転勤があるか?転勤があっても数年で戻れるか?子供が学生で転校を受け入れてくれるか等、よく考えて家を建てられた方がよろしいかと思います。

自分の家を建てるときは、将来の様々なリスクを十分想定して判断すべきです。

今家を建てれば、お値打ちに建てられるからチャンス!と先走りせず、将来のことも考えて慎重な判断が賢明です。

 

【体験談③】転勤をきっかけに周囲の影響で建てた無計画マイホームで反省(北海道M様)

2000年頃に夫の転勤をきっかけにマイホームを注文住宅で建てようという話になりました。

それまで、マイホームを建てるという考えも話し合いもしたことがない中で夫が突然言い出しました。

その当時、夫の友人や同僚達の中でマイホームを建てる人達が多かったため、今思えばそれに影響されたのかなと思います。

 

夫の友人の紹介でハウスメーカーが決まってしまっていたので、そのハウスメーカーの基準に合わせて家の間取りなどを決めていく事になりました。

そのハウスメーカーはユニットを組み立てていくという工法だったため、何をするにも融通が利かないなと感じました。

おそらく自分たちに知識がなかったため、そう感じたのだとは思いますが、担当になった営業さんもアイデアを提案してくるような人でなかった事も手伝い出来上がったのは極シンプルな家でした。

 

それでも、最初は自分のマイホームが持てたという喜びの方が大きかったので特に不満もなく過ごしていました。

家を建てた新しい土地で暮らすうちにコミュニティが出来上がっていき、近所の家へ遊びに行く事も増えていきました。

そこは新興住宅地であったので、ご近所もまた新築のマイホームばかりだったのですが、何件かお邪魔していくうちに、我が家の工夫のなさや使いずらさなどを感じるようになっていきました。

 

特に焦ってマイホームを建てたわけではなかったのに、他のハウスメーカーに見積もりを依頼したり、モデルハウスを見に行ったり、専門の雑誌などもあったのですからそういうものにもっと関心を持つべきだったと深く反省しました。

マイホームは一生のうちで何度も建てるものではありませんのでハウスメーカーを決めるにしても友達関係より、もっと自分達のきちっとした考えを持ってマイホームを建てるという行動をとるべきだったと思います。

また、住宅ローンを払っていく事に対しても私たちの考えが甘かったという事が間もなく露呈していきました。今もまだ住宅ローンが残っていますが、借り換えをしたり私が再就職をすることで何とか払っていけています。

 

当然でありますがマイホーム購入時は資金の面(住宅ローン)は綿密に計画を立てていくのが最低条件かもしれません。言うまでもない事でしょうが、自分たちの反省の意味が強くこもっています。

マイホームを建て、子供たちも大きくなるなど生活スタイルの変化もあり、現在内装の改築を考えています。そのため、モデルハウスに見学に出かけたり、売りにでている中古戸建を見にいったりして色々と構想を練っています。

マイホームを建てる時にこれくらいの気持ちの余裕があったらもっと計画を持って使いやすいマイホームを建てれたのかな・・・とも思いますが失敗は失敗として受け止めていくしかないかなと考えています。

 

「家は3回建てないと理想の家は建てられないよ」と言われた事がありますが、そうもいかないのが現実です。

マイホームを建てる時は机上の図面設計で考えるのではなく、実際の家を見て間取り等を考えてしっかり計画を立てる事。

資金計画は収入が減った時の事も考えるなど、私たちの経験を参考にして頂けたら幸いです。

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